ホイールオーバーホール塗装こんなに手間かけてるんです
完成後だけをみると、簡単に出来ちゃうと思われてしまうので
かるく、作業内容を公表します
まず、ベースのホイールです
このクラスのホイールに限っては新たに新品を購入した方が金額的には安いんですが、訳ありで作業することになりました
まずこの場合はピアスボルトがダミーで圧入されていますので、プレスで
抜き取ります
次に古い塗膜を剥離層に漬け、一度全剥離します
剥離後はサンドブラスト処理した後
リムなど研磨できる部分は研磨をし、面を整えます
表も↓
裏もです↓
ここまでの作業が大変で、丸裸にしただけでこのままでも使えそう
な位、綺麗にします
あとは、塗装に入ります。
密着をよくするためのプライマー
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下地のサフェーサー
この段階であることをしなければ、アルミの材質や走行環境によっては、後になりゆくゆくは表面に気泡が出てくる可能性があります。企業秘密・・・
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ひたすら、とぎとぎ・・・とぎとぎ・・・
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んで、ようやく塗装
ホイールの場合は、使用する塗料や焼く温度など、通常の塗料とは違いますのでご注意を
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最後のクリアーコートに関しても、種類の違う物を2層~3層に分けて
塗装します
このホイールの場合は、ピアスもどうしようもない位腐蝕していたので
ピアスもサンドブラスト処理後黒に塗装しました
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途中の画像だいぶ無いですが
ようやく完成です!
フルオーバーホールの場合は、表も裏も何から何まで施工しますので
「新品です!」と言ってもわからない位にまでなります
1Pの全塗装仕上げのホイールはこれでも作業的にはまだいい方で
2P、3Pともなると、大変な作業になります
わかっていただけましたか?