ホイールリフレッシュカスタム 新メニュー バレル研磨ポリッシュ加工
バレル研磨のご紹介です
販売用量産型アルミホイールのポリッシュは、スポークやメッシュの隙間は
シルバーやブラックなどの塗装が施されており、天板(表面)のみダイヤモンドカット
されたバイトでの切削ポリッシュになります。
それが今回ご紹介の新メニューのバレル研磨は、スポーク、メッシュの隙間までも
ポリッシュに、要するにホイール丸ごとポリッシュ加工が可能となります。
また、メディアでの押し込み研磨ですので、バフ目もなく均等な輝きになります。
その工程を事例と合わせてご紹介します
BMW X5 スポーツパッケージ純正ホイールを例にします
良くある1ピース、シルバー丸塗り仕上げのホイールです
従来これをポリッシュにする場合は、表面のみダイヤモンドカット切削ポリッシュで
スポーク隙間はシルバー塗装のままで残ります。
まずは、いつものように塗装は完全剥離し、表面はサンドブラスト処理
側面、インナーは回転研磨処理です
スポーク表面、スポーク隙間をハンド研磨、アクションツール研磨で砂目を消しながら
240♯〜320♯ほどの目になるまで研磨します
この下地作りが重要で、いきなりバレル研磨機に投入してポリッシュになるわけではありません。
次にバレル研磨機投入。最初は粗研磨です。
2センチほどのプラスチックメディアと水が入った水槽内で、ホイールが回転しながら前後、上下に動きます。
バレル粗研磨後です
この段階で、下地処理でのペーパー目を消します
次に、バレル仕上げ研磨投入です
仕上げ研磨は、直径3㎜と4㎜のセラミックボール、水、研磨剤が入った水槽内で
同じくホイールが回転しながら前後、上下に動きます。
一旦仕上げ研磨終了させ、仕上がり具合を確認
ペーパー目があれば、手磨きで処理し、再度バレル仕上げ研磨投入です
ホイール丸ごとポリッシュの完成です!
側面や、インナーは特に処理はしませんが、同時に光ってくれます
水槽内でホイールが回転しながら、上下、前後に動く事で
スポーク、メッシュの間まで研磨メディアが当たるので、今までは困難だった形状の
ポリッシュも可能となります
全てのホイールが綺麗に仕上がる訳ではありません。
鋳造など、素材によってはメディアの押し込みにより、巣穴が出てくる物もあります。
数年前からバレル研磨機は導入しておりましたが、今回ようやく新メニューとして
ご紹介することが出来ました。
ホイールの素材、材質、形状などにより、施工の可不可もありますので
ドシドシ御問合せ下さい。