初期型OZフッツーラ フルオーバーホール修理
希少な初期型OZフッツーラです
良く見かけるこの後継のフッツーラとは、センターキャップの形状、オーナメントが異なります
今回は、ただでさえ希少な初期型に加え、修理歴も大きなガリ傷、歪みも無い
ただ古くなり退色しているだけという、さらに希少な物ですね
完全3ピースですので、アウトリム、インリム、ディスク、センターキャップ、ピアスボルト、
各個別の作業で進めていきます。
インリム研磨
パウダーコートグレー
焼付けし、インリム完成
アウトリムは鏡面ポリッシュ
バフ目や研磨線を完全に消し、均等で綺麗なポリッシュにする為に、通常のバフポリッシュで完成させた後に、さらにバレル仕上げ研磨をしています
パウダーコートクリアー
ディスクとセンターキャップは、塗装剥離、素地研磨処理後に、一旦パウダーコート後レーで完成させます
これを足付け研磨し、仕上げに溶剤ウレタン塗装でシルバー塗装
オーナメントは元々はポルシェロゴでしたが、ポルシェロゴを消し、ブラック塗装した後に
製作した初期型OZロゴを貼り付けます
クリアーを塗装して研いでを数回繰り返すと、樹脂を貼ったようになります
組み付けして完成です
ピアスボルト、センターキャップの留めボルトは、振動式タンブラーで磨いております
ピアスボルトの相手のナットも新品M7フランジナットに交換しております