ADV.1ホイール ガリ傷修理、スモーククリアーパウダーコート
今回、1本だけガリ傷の修理での入庫です
ブラッシュド、キャンディ系パウダーコートは部分的に補修する事は出来ませんので
極部分的であってもやる事はほぼ同じです
塗装を完全に剥離します。
剥離するにも、基本ベースのブラッシュドハ生かしますので、染み等付けないように
剥離する必要があります。
そのため、自社剥離ではなく、専門業者さんへ外注して剥離してもらいます。
剥離後にガリ傷の修理をします
当然溶接をしますが、外周のフランジの幅約5㎜程からはみ出ないように溶接します
次に整形しながら、周囲のブラッシュド目と違和感が出ないように
修理と馴染ませながらブラッシュドを引いていきます
最後にTinted Clear(スモーククリアー)をパウダーコート
焼き付けて完成です
ブラッシュドにキャンディ系仕上げの物の修理は難しいです。
4本同時にするなら良いですが、1本だけですと、ブラッシュド目も合わせる必要がありますし、
一番の問題が、キャンディ系であることです。
キャンディ系は4本同時塗装でも4本完全一致させる事は難しいです。
色味は当社で施工した物の再施工なので同じ色を使えば変わりませんが、
濃淡はその時の感覚によりますので、修理しない物と一致させる事は不可能に等しいです。