アルミホイール修理・加工の仕上がりクオリティについて
仮に新品ホイールでも、塗装剥離からになりますので、新品も中古も作業工程は同じになります。
製造工程のように、無垢の部材をマシン加工・塗装するのとは違い、完成された物、使い込まれた物を一旦素地の状態に戻し、全て人の手による作業になります。そのため、ゴミ噛みやその他不具合等、少なからず出るかもしれません。
可能な限りそうならないための方法、環境下で作業するよう努めてはおりますが、
一切の妥協は許せない方はご遠慮下さい。
世間一般的に、皆様新品ホイールだとクオリティに疑いは持たないですよね。
これは先日入庫した有名高級アメ鍛造メーカーのホイールです。
ブラッシュドにクリアーの最近主流のフィニッシュです。
わかりますか?
クリアーにゴミ噛み多数ありますね。
これはわかりやすく、ちょっと酷い例で挙げましたが、新品でも多かれ少なかれ、何かしらはあります。
新品だとこれでも納得されるか、後加工だから粗探しの目で見られるのか、後加工でこのクオリティだとクレーム言われます。
新品でもこの程度だから多少は勘弁して下さい、とは言えませんが、後加工の見られ方は厳しいです・・・ね。
そのため、日々、1本1本、丹精込めて作業をしております。
だから何だと言う事ではないのですが、個人的な思いでした。