ポルシェスピードライン3P ポリッシュ仕様&修理歴有りリムをリバレル
画像には1本しか写っていませんが4本です。
現状はディスクシルバー塗装のタイプですが、ディスクをポリッシュ仕様へのカスタムリメイクご希望で、長野県よりご依頼いただきました。
ホイールを発送いただき、こちらで現物を確認してみると、2本のアウターリムが修理歴有りで、削られてかなり薄くなっていました。
手つかずのリムと比べると約半分位の厚みになっていたので、ご報告をし、リバレルリムに交換する事になりました。
折角なので、現状の2.25jから2.75jへサイズアップする事にしました。
リバレルリムは海外手配で、早くても入荷までに1ヵ月程はかかりますので、先に発注をすませて、入荷までの間に他の作業を進めておきます。
ディスクのポリッシュ加工を行います。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨後に、エアーツールにて下地研磨を施します。
ポリッシュ仕上げはこの下地研磨が仕上がりに直結する最重要作業で、この段階の作業がしっかり出来ていれば、最後までスムーズに進みます。
下地研磨後にバレルの粗研磨へ投入します。
バレル粗研磨後に、満を持してバレル仕上げ研磨へ投入します。
最初の下地研磨の作業が適格に行われていれば、1発でここまで光ります。
最後にクリアーをパウダーコートします。
リバレルリムが入荷しました。
リバレルリムはバフ磨きの状態で入荷しますが、バフ目や擦れ跡等はあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
サイズとロゴをエッヂング加工します。
これが出来なければこのホイールの意味がありません。
ディスク同様にパウダーコートクリアーです。
インナーリムは回転研磨で下地を整えてから、シルバーをパウダーコートです。
ピアスボルトも160本1本づつブラスト研磨をし、パウダーコートシルバー塗装です。
組み付けて完成となります。
ちょうど同時期に純正ポリッシュタイプタイプが入庫しました。
純正ポリッシュはこんな感じです。
砂目のままですし、ペーパー目もそのまま残っている部分もありますね。
今回のように再利用出来なかったり、サイズ変更されたい場合は社外新品リムをご用意できます。
他にもOZフッツーラ、シュニッツァー、ブラバス、カールソン、ロリンザー、RH、Ronal、BBS
なども取り寄せ可能です。
タイプやサイズにもよりますので、都度御問い合わせ下さい。