鍛造とは?
どちらも溶かしたアルミを型に長し込むまでは同じですが、冷え固まるまでの作業が異なり、
同じ金属でも鋳造と鍛造では強度や剛性など異なる特性になります
鍛造の製法
溶かしたアルミを型に流し込むまでは鋳造と同じですが、
プレス機で大きな圧力を加えながら冷やします。
こうする事で金属分子構造が密な金属になります
鍛造のメリット
金属密度が濃いため、その分必要以上に厚くせずにすみ、つまりは軽量にも出来ます
鍛造のデメリット
製品自体にデメリットはありませんが、製造する側の視点から見ると、設備にコストがかかり
製造にも手間がかかるため、製品の値段が高く、量産スピードも遅いです
単純に鋳造とはどう違うか?
鋳造 = 安いが材質が悪く、強度も弱い、重量も重い
鍛造 = 高いが材質が良く、強度も強く、重量も軽い
修理、カスタムにおける仕上がり
金属組織が密なので、パウダーコート時の気泡も、ダイヤモンドカット時の巣穴も出ません
ポリッシュ、ブラッシュド等も素地仕上げの発色も綺麗です
磨いて良し、塗って良しの何をしても良いです
*ダイヤモンドカット時の稀にファーバーフローと言って白い靄が出る物があります