白サビとは?
何故白サビが出る?
素地とクリアー塗膜の間に水分が入り、入り込んだ水分はクリアーで覆われているので、
抜け切れずそれが白サビとなります。
クリアー塗膜があるのに何故水分が入るの?となりますが、
カラー塗装は何層にもなるのである程度膜厚が稼げますがクリアー層は極薄い1層のみです。
また、角張った部分は実質ほとんどのらないので、そういった箇所から入り込みます。
エッヂ(角)部分からの白サビ
ナットホール、センターホール、デザインホール、スポーク、掘り文字などの角付近は
角が鋭利ですので、こういった部分から白サビは出ます。
ピアスボルト周辺からの白サビ
アンダーディスクで、リムをピアスボルトで直接締め付ける2or3ピースタイプの場合、
硬い塗膜でも金属の局部的な締め付けには敵いませんので、ピアスボルト周辺から発生します。
平面の白サビ
平面上でも、例えば飛び石などで目視で判断出来ない針の穴ほどのクリアー剥げが出来ると、
そこから水分が混入しますので同様になります。
白サビを防ぐ方法
「クリアー塗装をしない」しか方法はありません。
クリアー膜で覆われていないので入り込んだ水分が抜ける抜けないの問題はなくなります。
ただ、この場合でも問題はあります。
クリアーレスの場合は白サビは出ませんが、酸化白濁りはします。
酸化白濁りに関してはこちらでご確認下さい