アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

OZフッツーラ17インチ PCD加工とリム交換(リバレル)で極太へサイズ変更

2018年2月2日
兵庫県からのご依頼です。
OZフッツーラ17インチです。
元々がPCD112で、それを114.3へPCD加工と、アウターリムとインナーリムを同時交換リバレルで、極太サイズへサイズ変更でのご依頼です。
入庫時の画像がありませんが、そもそもがかなりリム深で太かったです。


まずはPCD加工です。
112⇔114.3の場合は、移動幅としては1.15㎜なので、既存の穴内で中心を1.15㎜スライドさせてテーパーブッシュを埋め込む方法で可能です。
1.15㎜差なので、見た目では分かり難いですが、テーパーブッシュを外側へ極僅か(1.15㎜)移動させてい埋め込んでおります。



アウターリム、インナーリムは海外からの輸入になりますが、早い時ですと2〜3週間程、遅い時ですと1ヶ月半程かかる時がありますが、今回は特別遅く10月頭にオーダーし、入荷したのが2月頭、4か月程かかりました。いくらアメリカ人がアバウトだとしてもこれではどうしようもありません・・・。
オーナー様には大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。
2本はアウターもインナーも交換で、2本はインナーだけを交換、計6枚です。
太い方がアウターだけで圧巻の7.5インチ、インナーが4.5インチの12Jです。




インナーはブラックに塗装します。
もちろん新品リムですので、脱脂洗浄だけを行いパウダーコートブラック塗装です。




アウターリムは鏡面バフ磨きの状態で届くので、このままでも十分綺麗ですが、僅かにバフ目やバフムラはあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけて超鏡面にします。
主にイベント用車両で、見た目の輝き重視との事でクリアーレスで超鏡面無垢のままです。

ポリッシュに対してのクリアー有無比較はこちらで参照下さい

ピアスボルトも洗浄で綺麗なメッキにし、組み付けて完成です。
真正面から見るとリムの深さも分かり難いですが



斜めから見るとディスクが見えなくなる位深いです






今回のアウターリム7.5インチは、17インチで製造可能なリムとしては最大だそうです。
アウターリムだけで普通のホイール1本分ありますね。