TWS Exlete 107Mの22インチホイールをブラッシュド+キャンディーでカスタムリメイク
現状は、リムはアルマイトブラック、ディスクはフルポリッシュになっており、今回は心機一転リフレッシュを兼ねて、リムはキャンディーブラック、ディスクはキャンディーカッパーにカスタムリメイクご希望で、埼玉県よりご依頼いただきました。
最初にインナーリムのブラック塗装をします。
インナーリムはブラックにしますので、回転研磨で下地を作り、ブラックをパウダーコートします。
インナーは車に装着してしまうと洗えませんので、汚れが目立たないようにブラックをご希望される方が多いです。
次に、アウターリムのブラッシュド+キャンディーブラック塗装を行います。
インナーのブラックを焼き付けて一旦硬化させ、アウターのブラックを剥ぎ落しながらブラッシュド加工をし、キャンディーブラックをパウダーコートします。
キャンディー=カラークリアーなので、キャンディーに対してクリアーは必ずしも必要ではありませんが、キャンディーにクリアーをオーバーコートする事により、より濃厚な光沢が得られます。
(*キャンディーに対してのクリアーオーバーコートはオプション料金になります。)
キャンディーブラックを焼き付けて一旦硬化させてからクリアーをパウダーコートします。
続いて、ディスクのブラッシュド+キャンディーカッパー塗装を行います。
ウインドウ(メッシュ間)はポリッシュ、表面天面はブラッシュドの「バレル/ブラッシュド」にします。
元々が3Dポリッシュ+クリアーなので、ウインドウのポリッシュをそのまま使いたいので、素地を傷めないように綺麗にクリアーを剥離します。
それでも剥離液等で多少染み等は出来てしまいますので、クリアー剥離後に、バレル仕上げ研磨にかけて、一旦綺麗な3Dポリッシュに戻してから、表面天面をブラッシュド加工します。
キャンディーTransparentカッパーをパウダーコートします。
ディスクもリム同様にクリアーをオーバーコートしますので、焼き付けて一旦カッパーを硬化させ、クリアーをオーバーコートします。
センターキャップのキャンディースモーク塗装を行います。
センターキャップはプラ製ですので、ウレタン塗装にてキャンディースモーク塗装を行います。
ブラックベースの新品を取り寄せ、ウレタンスモーククリアー塗装です。
土台の黒の部分はそのまま黒、枠とロゴのメッキ部分がブラックメッキのようになります。
最後に組付けをして完成となります。
ピアスボルトもブラックご希望ですが、元々のメッキが腐食していたため、現物を処理して塗装するよりも、多少頭の形状は変わりますが、ステンレスブラックのキャップボルト(6角穴付きボルト)に交換にしました。