SSRフォーミュラメッシュ ディスクゴールド塗装+リバレルリム交換
ディスクのゴールド塗装と同時に、リム交換で現状の8.0jから10.5jへ太さをアップご希望で、香川県よりご依頼いただきました。
リバレルリムはアメリカからで、入荷までに早くても1ヵ月程、遅い時は2ヵ月、それ以上かかりますので、先にリム発注をすませ、入荷までに他の作業を進めておきます。
今回はアウターリムもインナーリムも両方交換なので、ディスクの塗装だけを行います。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にビスマルクゴールドをパウダーコートします。
焼付けてビスマルクゴールドを硬化させ、クリアーをオーバーコートします。
もう一度焼き付けてディスクのビスマルクゴールド完成です。
リバレルリムの入荷です。
インナー4.5インチ、アウター6.0インチです。
インナーリムはブラックにしますので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。
アウターリムはバフ磨きの状態で入荷しますので、そのままでも使えますが、バフ目や擦れ跡等はあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
ポリッシュ後のクリアー塗装は目的に応じて有り無し選択可能です。
クリアー塗装無しの方が輝きは素晴らしいですが、保護膜が無いので、徐々に酸化により白ボケしてきます。
酸化白ボケはDIY手磨きで復活するので、定期的にDIYメンテナンスしながら維持していく事になります。
クリアー塗装有りは、保護膜になるので酸化白ボケはしませんが、クリアーと言えども塗膜分の僅かな濁りはあります。
また、いずれ飛び石等の跡から水分が混入し、白錆びは出てきます。
白錆びはDIYではどうにも出来ません。
以上のように、ポリッシュのクリアー有り無しはどちらも一長一短ありますので、詳しくは「ホイール鏡面ポリッシュのクリアー塗装有り無しの比較/手入れ」にて参照下さい。
今回は輝き重視でクリアー無しを選択されました。
組付けて完成です。
元々は8.0j+38(アウター2.0+インナー6.0)でした。
これを10.5j-31.9(アウター6.0+インナー4.5)にし、さらにディスクバックパット3㎜スライス加工でオフセット-28.9にしました。