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BBS LM-Rの20インチをリムブラック/ディスクブラッシュドでカスタム

2020年8月28日
BBS LM-Rの20インチホイール、現状のDS-SLDから、リムをブラック、ディスクをブラッシュドでカスタムご希望で、東京都よりご依頼いただきました。

2本のリムとディスクを組み替えたいとの事で、組み換えに使う2本も合わせて合計6本のお預かりです。



まずはリムのブラック塗装から行います。

リムとディスクを分解し、リムの塗装を剥離し、回転研磨で塗装の下地を作ります。



1コート目にグロスブラックをパウダーコートします。



ソリッドカラーは1コートフィニッシュでOKですが、黒は洗車しただけで洗車傷が目立ったりと、綺麗に維持するのが大変です。

クリアーをオーバーコートする事によって、耐擦性が上がり、見た目もさらなる深い光沢が出ますので、黒に限りクリアーオーバーコートするようにしています。

焼付けてグロスブラックを硬化させ、2コート目にクリアーをオーバーコートします。




次にディスクのブラッシュド加工に入ります。

元の塗装を剥離し、ブラスト研磨後にブラッシュド加工を行います。

ブラッシュドは、ウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュド、ウインドウはブラッシュド以外にする2Dブラッシュドとがあり、両者で費用が変わります。

今回はウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュドご希望です。

LM-Rのウインドウは湾曲しているので、3Dブラッシュドは簡単ではありません。






トップコートはクリアーご希望なので、クリアーをパウダーコートします。




最後に組付けて完成です。











一般的には、ディスクブラッシュドですと、リムもブラッシュドかポリッシュかにする事が多いですが、ディスクブラッシュドでリムはソリッドの黒はあまり無いので、逆に新鮮な感じがします。