SSRフォーミュラメッシュ16インチのディスクをゴールド系に塗装
古いホイールなので当然ですが、腐食、艶引け、塗装剥がれ等劣化が酷く、今回フルオーバーホールを兼ねて、ディスクをシルバーからゴールド系へ色変え塗装ご希望で、新潟県よりご依頼いただきました。
リムとディスクに分けて作業を進めていきます。
リムはアウター/インナー溶接一体です。
インナー側は切削っぽい肌に、アウター側はポリッシュに加工をします。
リムの雰囲気が、昔風の白色アルマイトのような感じをご希望されていたので、クリアーはマットクリアーを使います。
マットクリアーをリム丸ごとパウダーコートします。
次にディスクの塗装に入ります。
元の塗装を剥離し、ブラスト研磨素地を整えます。
ゴールドは、淡いゴールドのビスマルクゴールドにしました。
ビスマルクゴールドをパウダーコートします。
この年代のホイールで、ツヤツヤも雰囲気ちょっと違うだろうと言う事で、クリアー無しのビスマルクゴールド1コート仕上げで、半艶程度の艶感です。
あとは、リムとディスクを組付けて完成です。
テーパーブッシュも錆が酷く再使用出来なかったので、代用品に打ち換えています。
ピアスボルト・ナットも錆が酷かったので、新品のステンレスブラックタイプに交換しています。
アウターリムもまぁまぁ腐食酷かったため、目立つ程ではありませんが、除去仕切れない浸食跡が多少残ります。
特にインナー側の腐食が酷く、黒くポツポツ見えるのは除去仕切れなかった浸食跡です。
リムの雰囲気は良いと思います。
クリアーは、艶の消し具合に比例して白濁感が強くなっていきます。
グロスクリアーは透明、マットクリアー(全艶消)は白濁強、ハーフグロスクリアー(半艶)は両者の中間程度と言う感じになります。
今回のクリアーはマットクリアー(全艶消)です。