初期型OZフッツーラ17インチを色変えゴールド塗装+リバレル加工
今回はディスクをシルバーからゴールドへ色変え塗装と合わせて、アウターリム、インナーリム両方交換のリム交換リバレル加工ご希望で、静岡県よりご依頼いただきました。
リバレルリムは、早い時で1ヵ月前後、遅い時で3ヵ月前後、在庫無時期生産未定の時は3ヵ月以上または未定、大きく分けてこのパターンが多く、いずれにしても入荷までにはしばらくかかるので、先にリバレルリムを発注し、入荷までの間に出来る作業を進めておきます。
リムはアウターもインナーも両方交換なので、ディスクとセンターキャップの塗装を進めておきます。
まずは元の塗装を剥離、ブラスト研磨で素地を整えます。
選択いただいたプリズマティックゴールドをパウダーコートします。
焼付け一旦硬化させ、2コート目にクリアーをオーバーコートし、もう一度焼き付けてディスク、センターキャップのゴールド塗装完了です。
センターキャップオーナメントも傷んでいたので作り直します。
アルミ板を丸で切り出し、一旦ブラックに塗装します。
初期型ロゴをメッキシートで製作します。
これを貼り付けて溶剤クリアーで閉じます。
一度塗りだけではステッカーの段差で出るので、研いで塗装してを数回繰り返し、ステッカーの段差なく、表面に樹脂を貼ったように仕上げます。
リバレルリム入荷しました。
インナーリムは純正同様にグレーにしますので、脱脂洗浄後にグレーをパウダーコートします。
アウターリムはバフ磨きの状態で入荷するので、このままでもOKですが、多少バフ目や擦れ跡はあるので、自社でバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
ポリッシュ後のクリアー有無はご希望、目的に応じます。
鏡面の輝き重視はクリアー無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言うイメージで、今回はメンテナンス性重視でクリアー有りを選択されましたので、クリアーをパウダーコートします。
後は組付けて完成となります。
ピアスボルトは再メッキ加工しました。