アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

BBSスーパーRS20インチをダブルステップリムに交換で21インチ化

2024年10月26日
BBSスーパーRSの20インチホイールです。

リム交換リバレルで20→21インチ化ご希望で千葉県よりご依頼いただきました。



リム交換でのインチアップは、リバースリムの場合はステップリムに交換で1インチアップになり、元々がステップリムの場合は、通常のステップ幅より1インチ分ステップ幅が広いダブルステップリムに交換で1インチアップ、ステップ幅2インチ分広いトリプルステップリムに交換で2インチアップになります。

今回は元々がステップリムなので、ダブルステップリムへ交換で20→21インチ化となります。

ダブルステップリムのアウターとインナーです。




元々がアウターとインナーが一体の2Pをリバレルすると3P化となりますので、アウターとインナーを溶接にして理論上は2Pリムと同等の構造にするのが望ましいです。

2P→3P化の時のリムの溶接の詳細についてはリム交換(リバレル)における注意点<リスクや対応策>にて詳しく解説しておりますので参照下さい。

今回のスーパーRSの場合は、ディスクが裏側から入るアンダーディスクと言う構造で、この場合は溶接にしなくても比較的リスクは少ないですが、ご希望により溶接にする事になりました。

ディスクを仮組しセンターを出した状態で専用の自動溶接機で1周溶接をします。(画像は別のホイールの溶接画像です)



自動溶接なので、溶接跡も均一で綺麗に仕上がります。




リムはオリジナル近似で仕上げますので、まずはインナー側をシルバーでパウダーコートします。



焼き付けシルバー硬化後にアウター側をダイヤカットに似せた肌に磨きます。



最後にリム丸ごとクリアーをパウダーコートします。



今回ディスクはそのまま再使用ですので、組付けて完成となります。






元々2Pから3Pになる事で元々のピアスボルトでは長さが足りなくなる物があります。

LMの場合は年代によりますが、ピアスボルト再使用出来る場合が多いですが、スーパーRSの場合は元々が長さギリギリですので、必然的に3P用のロングピアスボルトに交換する必要があります。