フェラーリF355純正マグネシウムホイール塗装浮き再修理
フェラーリF355純正のマグネシウムホイールです
以前に他店にて、塗装修理をしたのですが
時間とともに表面が浮いて来たようです
浮いている部分の塗膜がパリパリと剥がれるので
下地を見てみると、すでに腐蝕が広範囲に広がっていました
マグネシウムホイールは腐蝕の反応が
アルミホイールの数倍強いので
処理段階でパテなどに含まれる水分でも
残っていると、物凄い速さで反応してしまいます
した処理の1段階づつ、全ての工程で強制乾燥を
させながら、時間をかけ進めていきます
ここまで進んでいると、本来は全面総剥離し、
した処理段階から全面施工し直した方が間違いありませんが
予算の関係で、現状浮きがある部分のみの施工にしました
フェラーリの表面塗膜は、厚いガラスの膜を貼ったような
透明で厚い皮膜です。使用するクリアーも専用クリアーで対応します。
ハブボルト穴には補強ブッシュが圧入されていて
前回塗装された時に、ブッシュを抜かずにそのまま
塗装されていたので、一度ブッシュを抜き、ブッシュも
綺麗に施工してから、再圧入します
ブッシュの周りから出ているシーリング剤の出具合も
純正同様にします
マグネシウムホイールの塗装は、アルミホイールの塗装とは
方法、工程、使用する材料等、全て違います