アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

ロンシャン パッド面スライス オフセット変更加工

2010年7月24日
以前にダイヤモンドカット加工をしたロンシャンです。

オフセットを変更するため、パッド面を2.5㎜スライスします。
単純にスライスした分だけオフセットがプラス数値となります。
例えばオフセット+30の物を5㎜スライスすると、オフセット+35となります。

「何㎜までスライス可能ですか?」というご質問をよくいただきますが、スライス可能な範囲と言う規定はありません。根本的には、強度計算されて製品化された物をスライスする事になるので、1㎜でもスライスした時点で元々の強度では無くなるという事になります。
しかし、そう言ってしまうと元も子もありませんので、そこで目安にするのが、ナット(ボルト)のシート面(テーパー/球面)から奥のストレートの部分の厚みが目安になります。
この画像の印の部分になります。
スライスすると、ここの厚みが薄くなっていきますが、スライス後2㎜、3㎜しか残らない場合は強度的に不安ですので、5㎜程残れば通常使用において大きな問題は無いのではないか?と言う見解でいます。
ただし、5㎜残す事で保証出来るという事ではありませんので、何㎜であっても保証なしの加工となります。


旧AMG等を除き、ほぼ全てのホイールは元々この部分の厚みは、薄い物で6㎜程、最大厚い物でも10㎜あるかないか程度ですので、5㎜残す事を前提とすると、元々6㎜しか無い物は1㎜スライス、10㎜ある物でも5㎜スライス、と言う事になります。