レイズMF8 フルO/H修理・色変えパウダーコート塗装

経年での塗膜劣化によるクモの巣上のクラックや色褪せ、
極軽度の傷はありますが、修理歴はなく、年数の割には程度は良いです

これを現代の最先端塗装のパウダーコートで
今後も良い状態でご使用し続けれるようにリメイクです
当社では基本的にはパウダーコートが前提となります
パウダーコートは電気を帯びさせた色の粉を素材に静電密着させるため
たとえ新品であろうとも元色は完全剥離が条件となります。
塗装剥離&サンドブラスト処理

側面・インナーは研磨処理

さらにバレル荒研磨で全体に平滑性を追求します

ナットホールに極軽度のソケットの当り傷がありました

これを溶接で埋めます

機械で荒削り後、最終的にはハンド研磨です

ナットホールと交互にデザインホールがありますが
バリが立っていますので、これも平滑に研磨します

他の肌も全体に粗いので、これも研磨で平滑にします

ベース処理が終了後、ようやくパウダーコートシルバーの塗装です

これを180℃×数十分の焼き付けで完成となります




今回のこのシルバーは初施工のシルバーでした
パウダーコートのシルバーに限っては、1コートではなかなか「使えるシルバー」
が有りませんでしたが、今回のシルバーはお客様が独自で発見した、
パウダーコート塗料メーカーでも新色扱いのシルバーでした。
1コートでグロス度も現存のシルバーより高く、色味も十分「使えるシルバー」と
思いました。今後活用させていただきます。
ありがとうございました。