ケーニッヒ レストアついでにミラーポリッシュ/ブラッシュドカスタム
2セット8本を組み合わせて1セットにします
ホイール自体がかなり古いので、中古購入はあくまでレストアベースとして
購入されるようで、そのまま使える綺麗なものはほぼ市場には
出回っていませんね
変に手を施されていなければ、いくら状態が悪くても問題はございません
ケーニッヒはパーツ点数が多く、やることが多いので時間がかかります
ディスク、アウト&インリム、センターキャッププレート、
センターキャップリング、センターキャップオーナメント、ピアスボルト
各個別の作業となります。
リムをアウト、イン溶接タイプですので、パウダーコートの下準備として
研磨をします
パウダーコートハーフグロスブラック
アウトリムはブラッシュドにします
さらにロゴをエッヂング
センターキャップリングはブラッシュド&パウダーコートクリアー
ピアスボルトは1本1本ブラストをかけ、パウダーコートハーフグロスブラック
ホイール1本に40本ですので、合計160本です
ディスクはミラーポリッシュにします
塗装を剥離、ブラスト研磨からアクションツール研磨までは手作業です
バレル粗研磨後にバレル仕上げ研磨で一旦様子見です
十分光っていますが、若干ペーパー目を発見したので
これは手作業で除去し、再度バレル仕上げ研磨へ投入です
ディスクのミラーポリッシュ完成
ケーニッヒのロゴをエッヂング
このままの方が輝きは良いですが、今回はパウダーコートクリアー仕上げです
組み付けして完成です
ミラーポリッシュはクリアーの有り無しどちらでも可能です。
ただし、クリアー仕上げはクリアー無しよりも2割ほど輝きが引けます。
ブラッシュドはクリアーは必ず必要になります。
素地の状態がよければパウダーコートクリアーが使えますが、
パウダーコートは焼き温度が高いため、腐食痕が残れば発泡してしまいます。
その場合は、焼き温度が低い、従来の溶剤ウレタンクリアーになります。