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極太ロンシャン フルオーバーホール修理

2016年3月2日
ロンシャンです
かなりのサイズですね
ロンシャン前




フロント2本は手付かずのまま
ロンシャン前フロント




リア2本はバフ磨きされていて、ダイヤモンドカットではなくなっていますね
ダイヤモンドカットまで拘る方が少ないのか、出来る業者さんが無いのか
手を付けられているロンシャンは、ほとんどがダイヤモンドカットではなくなっています
ロンシャン前リア




今回はダイヤモンドカットでのリメイクにします
製造時はリムは付いていないので、普通にダイヤモンドカット可能ですが
修理後加工ではリムが付いています。ロンシャンは溶接で分解は出来ませんので
本来ならば、リムが深くてディスク表面まで3D旋盤の刃物が届かないので
ダイヤモンドカット不可となりますが、今回は「拘り」ですので
アウターリムの溶接を旋盤でカットして分解します



ダイヤモンドカット前にスポーク間をパウダーコートにてブラック塗装
ロンシャン剥離

ロンシャンブラック




アウターリムは、バフ磨きで鏡面に仕上げ、さらにバレル仕上げ研磨にかけて
バフ目を無くし、均一な光沢にします
画像を取り忘れたので以前の画像です
ロンシャンリムバフ




ディスク天面をダイヤモンドカット加工をし
アウターリムを溶接で組み付けします
ロンシャン溶接




完成です!
ロンシャン後


ロンシャン後斜め


ロンシャン後裏


ロンシャン後アップ1


ロンシャン後アップ2


ロンシャン後アップ3



溶接カット&再溶接になるので、その分工賃も高くなり、納期もかかりますが、
オリジナルダイヤモンドカットに拘るのであれば、この方法しかありません
ナットホールのスチールブッシュは新品に交換しています