極太ロンシャン フルオーバーホール修理
かなりのサイズですね
フロント2本は手付かずのまま
リア2本はバフ磨きされていて、ダイヤモンドカットではなくなっていますね
ダイヤモンドカットまで拘る方が少ないのか、出来る業者さんが無いのか
手を付けられているロンシャンは、ほとんどがダイヤモンドカットではなくなっています
今回はダイヤモンドカットでのリメイクにします
製造時はリムは付いていないので、普通にダイヤモンドカット可能ですが
修理後加工ではリムが付いています。ロンシャンは溶接で分解は出来ませんので
本来ならば、リムが深くてディスク表面まで3D旋盤の刃物が届かないので
ダイヤモンドカット不可となりますが、今回は「拘り」ですので
アウターリムの溶接を旋盤でカットして分解します
ダイヤモンドカット前にスポーク間をパウダーコートにてブラック塗装
アウターリムは、バフ磨きで鏡面に仕上げ、さらにバレル仕上げ研磨にかけて
バフ目を無くし、均一な光沢にします
画像を取り忘れたので以前の画像です
ディスク天面をダイヤモンドカット加工をし
アウターリムを溶接で組み付けします
完成です!
溶接カット&再溶接になるので、その分工賃も高くなり、納期もかかりますが、
オリジナルダイヤモンドカットに拘るのであれば、この方法しかありません
ナットホールのスチールブッシュは新品に交換しています