BBS RG-R リフレッシュで色変えリメイク
修理、再塗装済みという事で中古カー用品店にて購入されたとの事でした
修理済み、塗装済みという言葉が一番怪しい言葉です
ガリ傷があっても、塗装が剥がれていても、歪んでいても、どんな状態でも
手を掛けられていない物の方が作業する側にとってみれば安心できます。
今回も明らかに怪しげな塗装がされていたので、剥離してみると
リムにはごってりパテがありました
ナット穴に抉れもありました
4本全てのホイールの1箇所の穴がこうなっていたので、
おそらくロックナットの専用ソケットを紛失し、
タガネのような物でナットを壊して外したのでしょう
予想通り、粗悪も粗悪、酷い状態でした
リムのパテは除去、ガリ傷を溶接肉盛で修理しなおしです
ナット穴のホールの壁は何とか修理は出来ますが、
ナットシート面はどうにも出来ないので現状のままです
途中画像取り忘れましたが、下地研磨を経てパウダーコートブラック
リムはバフポリッシュにしますが、リムもクリアーの場合は、
ブラック塗装→アウトリムバフ研磨→クリアー丸塗り、となりますが
リムは今回クリアーレスご希望なので、クリアーで仕上げてしまいます
焼付け一旦完成後にクリアーをリコート
クリアーも焼き付け完成後に、アウトリムの塗膜を剥ぎながらバフポリッシュ研磨で完成です
修理暦、塗装歴有りのホイールは、剥離してみなければ中身がどうなっているかわかりません
一般の方は当然そこまでは出来ないので、そう言ったホイールの購入は避けた方が無難です