AMGヒトデ フルオーバーホール修理 ダイヤモンドカット不可でバフポリッシュへ変更
これも希少ホイールですね
今回のリアのサイズ的にも希少サイズです
全体的な状態が非常に悪く、酷い物はリムフランジが削れて、ほぼ無い感じです
4本ともに歪みあるので、歪み修正、リムフランジの溶接整形後に
いつものように塗装を剥離し、素地の研磨で塗装の下地を作ります
1コート目にシルバーをパウダーコート
一旦焼き付けシルバーで完成させ、2コート目にクリアーをパウダーコート
再度焼き付け塗装は完了です
アウターリムは、オリジナルはダイヤモンドカットです
希少なホイール程オリジナルと同じく仕上げたいので、まずは基本通りダイヤモンドカット加工
入庫時の状態の悪さと、20年以上前の鋳造と言う事で、ある程度想像は出来ていましたが
やはり巣穴だらけになりました
程度にもよりますが、あまり目立たないレベルでしたら
オリジナル優先でダイヤモンドカットのままでも良いのでしょうけど
今回はそれなりに目立ちました
お客様とは、事前に、こういう場合も想定される事をお伝えしておりましたので
見た目重視に方向転換でバフポリッシュに変えました。
バフポリッシュの場合は、イメージ的には表面をすり潰しながらの研磨ですので
事実ある巣穴は魔法のように無くなりはしませんが、目視でわからなくはなります。
鋳造の場合は、新しい物でも巣穴が出る物もあります
今回の場合は年代も古いですし状態も非常に悪かったので、
結果的には出て当然という事でしょうか