ホンダNSX Type-S純正BBSホイール リフレッシュでワシグレー【コブラチャコール)へ色変え塗装
元々はシルバーです
画像では細部まで見えませんが、メッシュの隙間やインナーは結構腐食が酷いです
今回リフレッシュを兼ねてワシグレーへ色変えでのオーバーホール再塗装です。
ナットホールのスチールブッシュをプレスで抜き取り、塗装を剥離、サンドブラスト研磨、その他研磨後にさらにバレル粗研磨で素地を整えます。
特に腐食が酷い部分は浸食跡は残ります。
パウダーコートは焼き温度が200℃近くになるため、このまま本番塗装に入ると間違いなくパウダーコート塗装時の腐食箇所から沸きが出ますので、前もって素焼きをしてから本番に入ります
まずは1コート目のワシグレー近似のコブラチャコールをパウダーコート&焼き付け。
ワシグレーも頭ではイメージ出来ますが、あくまでイメージですので正確ではありません。
お客様がワシグレーのセンターキャップをご用意していただけたので、それを参考に何種類か実際に試塗装をし、お客様のご意見もお聞きしながら色を決めていきます。
在庫の無いパウダーは、この為だけに海外から取り寄せますので、使わなければそれに要したお金は無駄になりますが、何事も経験として今後に生きます。
ガンメタで完成後、2コート目にクリアーをパウダーコート
もう一度焼き付けて、パウダーコートでのワシグレー近似カラー完成です
ナットホールのスチールブッシュは新品に交換します
センターキャップはプラ製なので、ウレタン塗装を調色して塗装です。
オーナメントは、アキュラマークをカッティングで製作して貼り付け、クリアーを塗って研いでを数回繰り返してマークを埋めます。
全貌です
結構腐食が部分的に酷かったので、もしかしたら多少は沸きが出てしまうかなと覚悟もしておりましたが、幸い沸きは一切出ずに済みました。
パウダーコートは調色は出来ませんので、指定カラーの場合は調色が出来るウレタン塗装仕上げが基本となりますが、余程変わったカラーじゃ無ければ今はパウダーコートも無数にカラーがありますので、海外取り寄せを苦にしなければ大抵はパウダーコートで表現可能です。
今回は、現物カラーのセンターキャップをご用意いただけましたので、より近いカラーをパウダーコートで表現が出来ました。