work equip フルオーバーホールリフレッシュ修理
福島県からのご依頼です
後塗りされたwork equip、フルオーバーホール修理での入庫です。
ディスクの塗装剥離から再塗装です
後塗りされた塗装を剥離すると、ベースはクロームメッキでした。
本来でしたら電解剥離でクロームメッキを剥離し、素地に戻してから再塗装になりますが、
電解剥離は外注になりコストもそれなりにかかります。
お客様のご予算もあり、クロームメッキ層にも目立つ腐食はなかったため、
クロームメッキは剥離せずにこのまま塗装する事になりました。
パウダーコートは母材を通電させて粉末顔料を電着させるのに、メッキ膜があると通電しないのでは?
と思われるはずですが、クロームメッキはその膜自体が金属膜なので、問題無く通電はします。
サンドブラストで足付け研磨をしてから、シルバーをパウダーコートです。
アウターリムの鏡面ポリッシュ加工です
アウターリムは鏡面ポリッシュです。
通常通り回転研磨+バフ磨きでポリッシュにします。
普通はこれで完成ですが、当社の場合はさらにバレル仕上げ研磨をかけて、バフ目も無く、さらなる光沢を出しています。
今回は、光沢重視でクリアーレスを選択されました。
ポリッシュのクリアー有無し比較はこちらでご確認下さい。
インナーリムの作業画像忘れてしまいましたが、研磨後にパウダーコートハーフグロスブラック仕上げにしました。
組み付けをして完成です
アウターリムクリアーレスなので、物凄い光沢です。
ピアスボルトのリムへの映り込みで鏡面度合いが解るかと思います。
ポリッシュは維持は大変ですが、クリアーレスが美しいです。