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ホイールの歪み/曲がりのバランス許容範囲・走行の影響は?

ホイールの歪み/曲がりは程度により様々ですが、どの程度までならOk?どれ位からアウト?なのかを聞かれる事がありますが、基本的にはOKという範囲はありません。

例えばここまで曲がってしまうと、それ相応の強い衝撃も受けますし、当然エアーも抜ける訳ですから良いも悪いもありませんね。



衝撃も感じなく、エアーも抜けない程度のこの程度の微妙な歪みはどうでしょうか?
このまま走行してもおそらくハンドルに振れも感じにくい程度ですので、気が付かない方の方が多いかもしれません。


良く歪みの程度を伝えるのに、バランスウエイトがこれ位出る感じ、とか、バランスでゼロになるとかならないとかを例にされる方がいらっしゃいますが間違いです。
そもそもバランスとは、ホイールの重い又は軽いであろう地点と、タイヤの軽い又は重いであろう地点の重量差をプラスマイナス0に近づける事ですから、仮に曲がっているホイールでもバランス0にはなります。
ですが、バランスで数字上ゼロになったからと言って、物理的な歪みが無くなる訳ではありませんので、バランスが取れる取れないと歪みの許容範囲との因果関係は理論上ありません。
歪みを見つけたら、程度に関わらず修理をするのが間違いないでしょう。