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アルファロメオ ブレンボブレーキキャリパー再塗装

2017年10月19日
北海道札幌市からのご依頼です。
アルファロメオのブレンボ製ブレーキキャリパーです。
キャリパーは高熱⇔冷却の繰り返しですので、徐々に塗膜の劣化はするのが当然と思います。
今回も相応に塗装が劣化しておりました。これを綺麗にリフレッシュ再塗装をします。



まずはホイールと同じように剥離槽へ漬け込んで大まかに剥離します。
この段階で意外に簡単に剥離になりました。



隅に残った塗膜の除去の目的と、地肌を整える目的でサンドブラスト処理をします。



下地準備後はいざ塗装に入ります。
キャリパーにはパウダーコートでも対応可能ですが、今回は塗装何層かになる事と文字も塗装で入れるので、溶剤ガン吹きのガンコートにします。
ガンコートは耐熱性と同時に放熱性も優れ、対溶剤性/薬品性にも優れている、機能性に特化した塗装ですので、キャリパー塗装には持って来いの塗装です。
文字は白になるので最初に白をバラ拭きします。同時にサフェーサー代わりにもなるので、赤の発色も良くなるでしょう。



文字が入る部分にカッティングで製作したロゴを貼り付け、全体を赤に塗装します。



赤の塗装完了後に、ロゴ文字のステッカーを剥がすと白で文字が出ます。



クリアーで閉じますが、メタリックのキラキラが欲しいとのご要望ですので、クリアーにメタリック粉末を添加しメタリッククリアーを作ります。このメタリック粉末は600℃以上の耐熱を誇りますので、キャリパーの熱にも負けません。



クリアーを塗装し、焼き付けて完成です。
焼き付け温度もあまり高く設定すると、文字の白が熱で多少黄ばむので、性能を維持出来るギリギリの低温で、その代り長く焼きます。






キャリパー塗装は本業ではないので、基本的にはお請けしておりませんが、条件付きでもよろしければお請けさせていただいております。