BMW Mタイプ純正ホイール ダイヤモンドカットリフレッシュ修理
BMWのMタイプ純正ホイールです。
これも古いホイールですので、白サビが出ています。今回はカスタムや変更はせずに、ダイヤモンドカットでのオリジナル復元のリフレッシュ修理での入庫です。
作業途中の画像撮り忘れてしまいましたが・・・
いつもと同じく、元の塗装は完全に剥離、ブラスト研磨からバレル粗研磨にかけて塗装の下地を作ります。スポークの隙間とインナーをパウダーコートにてシルバー塗装をしてから、表面天面をダイヤモンドカット切削、最後にクリアー塗装となります。
クリアーはパウダーコートクリアーが丈夫で良いのですが、ダイヤモンドカットに対してはパウダーコートクリアーは不可でウレタンクリアーになります。
ダイヤモンドカット仕上げは金属を機械加工で切削したままのはだ、つまりその金属が現在持っている状態その物の表現になりますので、鋳造ホイールや古いホイールの場合は、シマ模様(金属模様)やピンホール(巣穴)が出てくる場合があります。
ダイヤモンドカット加工後のシマ模様に関してはこちらを参照下さい
ダイヤモンドカット加工後の巣穴に関してはこちらを参照下さい
今回は鋳造で、しかも古いホイールですので、あからさまに目立つ程ではありませんが多少症状が出ました。
薄くですが表面にシマ模様が出ています。
リムには腐食の深い部分だった跡、鋳造巣穴の跡が出ております。