アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

SSR プロフェッサー SP1 リム交換サイズ(太さ)アップで深リム化

2018年5月29日
SSR プロフェッサーSP1の17インチ、岡山県から入庫いただきました。
今のサイズがアウターリム4.5+インナーリム5.0の9.5j、オフセットは-8です。アウターリムが4.5インチあるので、今でも決してリムは浅くはなく、むしろ深い部類です。今回はアウターリムを今より1.5インチアップで6.0インチリムと交換しさらに深リム化、トータル11jへとサイズ(太さ)アップです。



SSR プロフェッサー用の17×6.0インチのリムをオーダーし、入荷するまでに1ヶ月程かかりますので、その間にリム交換に伴う作業を進めておきます。
ディスクは普通に外せますので、ピアスボルトを外してディスクを外します。今回はディスクの再塗装作業は無しなので、傷を付けないように慎重に外します。外したディスクは洗浄をしてリムが入荷するまで一時保管しておきます。
リムですが、3P構造なのでアウターリムとインナーリムは別々なのですが、溶接接合されておりますので、溶接跡部分を切断してアウターリムとインナーリムを切り離します。インナーリムも今回は作業無しなので、これを洗浄をして保管しておきます。
画像を撮っていなかったので別のホイールの画像ですが、このようになっています。



アメリカから6.0インチのアウターリムが入荷です。
もちろん新品ですが、バフ目や光沢のムラがありますので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけてハブ目や光沢のムラの無い綺麗な鏡面ポリッシュにします。



ピアスボルトも相当数付いているので、元々のようにアウターリムとインナーリムを溶接接合する必要は無いように思いますが、ピアスボルトは全て機能しているのではなく、実は1個おきにダミーピアスになっており、実際に機能しているのは半分しかありませんので、念のため元々と同じように溶接接合します。



ポリッシュ後はクリアー塗装の有無を選択して頂きます。
鏡面の輝き感重視の場合はクリアー無しの方が輝きは良いですが、保護膜が無い為、徐々に酸化により白ボケしてきますので、DIY手磨きでメンテナンスを行う必要があります。
一方、クリアー塗装有りの場合は、保護膜があるので、酸化白ボケは起きませんが、クリアーと言えども塗膜の分僅かな濁りが出ます。
鏡面ポリッシュのクリア塗装有無の比較と手入れはこちらで参照下さい。
今回はクリアー塗装有りです。クリアーはもちろんパウダーコートクリアーです。




最後にディスクと組み付けて完成となります。






アウターリム交換で太さをアップした時のオフセットですが、0.5jに付き6.35㎜マイナスになります。
今回はアウターリム4.5j→6.0jですので、元々のオフセットから19.05㎜マイナスになるので、17×9.5j-8から17×11j−27.05となります。