BBS RS-GT 18インチ 小傷修理ついでにブラッシュド/キャンディー塗装カスタム
今のBBSのカラー名でDS-SLD、ちょっと前まではDSK-Pと呼ばれていましたね。
特に酷い損傷はありませんが、経年での腐食や小傷程度はあり、それらの修理を兼ねてブラッシュド/キャンディー塗装でカスタムリメイクになりました。
当社、関東地方からの入庫率が高いですが、関東の中でも入庫率上位の神奈川県からご依頼いただきました。
●リムのブラッシュド加工です
リムとディスクを分解し、リムの塗装を剥離し、回転研磨機にセット、高速で回転させながら素地研磨も兼ねてブラッシュド加工をします。
リムはキャンディーカラーにはせずに、普通のクリアー仕上げですので、クリアーをパウダーコートです。
●ディスクのブラッシュド加工です
ブラッシュドはウインドウ(メッシュ間)もブラッシュドにする3Dブラッシュド、ウインドウは何色かの塗装やバレル、ウェットショット等のブラッシュド以外にする2Dブラッシュドがあります。ユーザー様の仕上がりイメージ、組み合わせるキャンディーカラー等々を考慮し、最終的にはユーザー様のご予算との兼ね合いも計算し、ご相談しながら決めていきます。今回はウェットショット肌を選択されました。
元の塗装を剥離→ブラスト研磨→バレル粗研磨→ウインドウのウェットショット加工→天面のブラッシュド加工です。
●ディスクのキャンディー塗装です
キャンディーはANODIZED PEWTERを選択されました。
曇り空や夜間のような太陽光が直射しない時に見ると、普通の濃い目のスモーク系ですが、日中太陽光の元、明るい所で透かせて見ると、やや鉛色っぽく見えるのが特徴のキャンディーカラーです。
ANODIZED PEWTERをパウダーコート、180℃程で数十分焼き付けて完成です。
●リムとディスクを組み付けて完成となります。
パッと見は、BBS純正のDB-SLD(DBK-P)かな?とも思いますが、良く見ると実はブラッシュド+キャンディーでカスタムされているという、さり気ないカスタムになりました。