フェラーリ458純正20インチホイール 削れ修理断念でカスタム塗装で色変え
もちろん鍛造なので、見た目も軽そうですが、実際に凄く軽いです。
当初は画像下2本のガンメタ/ダイヤモンドカットタイプのオプションホイールの天面ダイヤモンドカット面の削れの修理で入庫しました。普通ですと、削れの修理&天面ダイヤモンドカットの再加工で済むのですが、今回に限ってはダイヤモンドカットの再加工は不可になりました。
◉ダイヤモンドカット再加工不可の理由
スポークの真ん中にスリット(溝)があり、このスリットと天面との差がスポーク外側に向かうにつれて浅くなっており、この状態の物の天面をダイヤモンドカット再切削すると、特に浅い外側端のスリットは無くなるだろうという判断でダイヤモンドカット修理は断念しました。
結果的に、スペアとしてシルバー丸塗りの同タイプのホイールをお持ちだったので、その手持ちの2本を追加し、4本単色丸塗りでカスタム塗装での色変えにする事になりました。
《塗装の剥離から下地研磨処理をします》
いつもと同じ作業になります。
塗装を剥離→サンドブラスト研磨→バレル粗研磨で下地を作ります。一般的には塗装剥離後はサンドブラスト研磨のみの処理でOKで、余程素地の砂肌が粗くない限りバレル粗研磨の工程は必ずしも必要な工程ではありませんが、当社では全てのホイールに無条件でこの工程を行っております。
《セピアブラウンショットをパウダーコート》
マット(艶消し)で、塗面が少しザラザラのタイプのカラーです。
《焼き付けて完成です》