ロータスエリーゼ用ヘセルホイール ゴールドからマットブラックブロンズⅡへ色変えカスタム塗装
特に破損は無く比較的綺麗な状態で、現状のゴールド/リムポリッシュから、マットブラックブロンズⅡへ丸塗り色変えカスタム塗装ご希望で、岐阜県よりご依頼いただきました。
◉塗装の剥離から下地研磨を行います
パウダーコートの焼き温度は約200℃、一方元々塗装されている溶剤塗装の耐熱はせいぜい120℃程度ですので、仮に元の塗装を剥離をせずに重ね塗りをしたとしても(出来ませんが)、パウダーコートの焼き温度200℃には溶剤塗装は耐えられません。
よって、特に修理の必要の無い場合も、仮に新品ホイールでも、パウダーコート仕上げにする以上は、元の塗装の剥離は必須作業です。
剥離液槽へ漬け込み大まかに剥離、ブラスト研磨で隅々まで除去、普通はこれで塗装の下地処理はOKですが、ここからさらにバレル粗研磨にかけて、完璧な下地を作ります。
◉マットブラックブロンズⅡをパウダーコート
ブロンズの強さ違いで同系カラー2タイプがあります。
ブロンズが弱めのマットブラックブロンズ、今回使用したのは、ブロンズややや強めのマットブラックブロンズⅡです。強めと言っても、光が当たると若干ブロンズが感じる位で、一見はほぼマットブラックに見えます。
◉焼き付けてマットブラックブロンズⅡで完成です
元々はリムはポリッシュになっていましたが、リムのポリッシュは無しで、マットブラックブロンズⅡ丸塗り仕上げになりました。