R33 GT-R装着のワーク マイスターS1 18インチ オールブラックへ色変え塗装
現状は、ディスクがグロスブラック、リムはブラッシュド、いずれもメーカー純正仕様のままです。
今回は、リムはアウターもインナーもグロスブラックへ、ディスクは少し艶を変えてハーフグロスブラックへ色変え変更ご希望で、埼玉県からご依頼いただきました。
◉リムのグロスブラック塗装
リムはアウターもインナーも同じ仕上げですので、同時に進めます。
回転研磨で塗装の下地を作り、1コート目にグロスブラックをパウダーコートです。
グロスブラック1コートで仕上がりとしては十分なのですが、黒は車のボディーもそうですが、洗車しただけで洗車傷が目立ちますので、良い状態を長く維持するのが中々大変です。
そのため、さらなる光沢と同時に対擦性アップの目的で、クリアーをオーバーコートします。
当社でのグロスブラック塗装は、クリアーオーバーコート仕上げが標準の仕上げにしております。
クリアーオーバーコート前に、面出しも兼ねて軽く研磨を入れます。
パウダーコートクリアーを丸塗りします。
もう一度焼き付けてグロスブラック完成です。
◉ディスクのハーフグロスブラック塗装
ディスクは元の塗装を剥離、ブラスト研磨からさらにバレル粗研磨にかけて完全な塗装の下地を作ります。
ハーフグロスブラックをパウダーコート。
焼き付けてハーフグロスブラックで完成です。
◉ピアスボルトのブラック塗装
ピアスボルトも1本1本ブラスト研磨をし、マットブラック塗装です。
ピアスボルトもパウダーコートでも良いのですが、パウダーコートは塗膜がぶ厚いので、先端のギザギザや、刻印文字等はある程度埋まりかけてしまうため、薄膜でも丈夫なガンコートと言う塗装にします。
◉組み付けをして完成です
スポークステッカーはお客様ご自身でご用意されるようです。
オールブラックは昔からご希望の多い仕上げですが、車のボディー色は何色でも合いますし、何時の時代もどう転んでも間違いの無いカラーリングだと思います。