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FUEL OFFLOAD 20インチ マットブラックからブラッシュド/スモーククリアーへカスタム

2019年2月18日
FUEL OFFLOADの20インチです。
現状は販売時のマットブラック丸塗りです。これをブラッシュド/スモーククリアーにカスタムご希望で、福井県からご依頼いただきました。




◉ベースのブラッシュド加工です
まずは元の塗装を剥離、サンドブラスト研磨後にさらにバレル粗研磨にかけ、平滑な下地を作ります。
ブラッシュドはウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュドと、ウインドウはブラッシュド以外にする2Dブラッシュドの2通りがあります。
ユーザー様とご相談し、今回はウインドウをウェットショット肌での2Dブラッシュドにする事になりました。
先にウインドウのウェットショットを済ませてから、ブラッシュド加工をします。






◉スモーククリアー塗装です
スモーククリアーは濃淡の違いで主に3種類あります。
一番薄いTinted Clear Light、中間の濃さのTinted Clear、一番濃いのが今回使用するTinted Clear Darkになります。
一番薄いTinted Clear Lightはほぼスモーク感が分かりません。中間の濃さのTinted Clearでやんわりスモークを感じる程度、ある程度しっかりスモーク感が欲しい場合は今回使用するTinted Clear Darkがベストです。

今回のホイールは中国製の鋳造です。
鋳造や腐食がある物をそのままいきなり本番塗装&200℃で焼き付けると、鋳造巣穴や腐食箇所から沸きが発生し、塗膜に気泡や染みを作りますので、本番前に200℃×数十分で下焼きを行います。この下焼きの段階で出る物を出してしまおう、と言う理屈です。下焼きを行っても沸きが出る物も中にはありますが、下焼きを行わないよりも沸きの発生率はグッと下がります。
下焼き後にTinted Claer Darkをパウダーコートします。




◉焼き付けて完成です








センターキャップはプラ製ですので、ウレタン塗装にてガンメタに仕上げました。



中国製鋳造ですので、何かしら不具合が出るかな?と思いましたが、一切出ずに完璧に仕上がったと思います。