RAYS TE37saga 18インチ ブラッシュド＋スモーククリアーでカスタムリメイク
2019年10月11日
RAYS TE37saga 18インチです。現状はRAYS純正色のダイヤモンドダークガンメタと言うカラーで、簡単に言うと濃い(暗い)ガンメタです。
今回これを、ブラッシュド＋スモーククリアーでのカスタムリメイクご希望で、神奈川県よりご依頼いただきました。
◎塗装の剥離からブラッシュド加工
ブラッシュドはウインドウ（スポーク間）もブラッシュドにする3Dブラッシュド、ウインドウはブラッシュドにしない2Dブラッシュドがあり、両者で金額が大きく違います。
2Dブラッシュドの場合のウインドウの処理は、バレル系、塗装系、ウェットショット等があり、2Dでのウインドウの処理をどうするかでも金額が変わります。
ユーザー様の完成イメージやご予算とご相談しながら決めるようにしています。
今回はウインドウはウェットショット肌になりました。
ウェットショット肌は、例えるならキッチンホイルの光沢の無い面のような肌艶になります。
まずは元の塗装を剥離し、先にウインドウのウェットショット加工をします。
最後にウインドウ以外の面をブラッシュド加工をします。
TE37sagaは、スポーク表面にマシニングでロゴが彫ってあります。
4本の中でも彫りが浅い物、深い物の差はあります。
彫りが深い物
堀が浅い物
ブラッシュドは表面に削りを入れる加工なので、あまり彫りが浅い場合は、無くなってしまう事もあります。
今回の彫りが浅い物はかなり厳しい位浅かったですが、何とか残せました。
これは彫が深い物のブラッシュド後です。
◎スモーククリアー塗装
今回のキャンディーはTinted Clearと言うスモーククリアーです。
濃さが何種類かありますが、今回のTinted Clearは中間の濃さのスモークです。
Tinted Clearをパウダーコート、焼き付けて硬化させます。
Tinted Clearもクリアーですので、本来はこの1コートで完成です。
今回はご希望により、クリアーをオーバーコートします。
クリアーをオーバーコートする事により、さらなる光沢と膜厚が得られます。
クリアーをパウダーコートです。
◎もう一度焼き付けて完成です
