BBS RSのPCD112をPCD100へPCD加工+バックパットスライス加工
このBBS RSは、以前当社にて「海外リバレル(16インチ→18インチ)のBBS RS ディスクを再塗装」施工させていただいた福島県のお客様がヤフオクに出品され、それを北海道のお客様が購入され、今度はPCD加工でまた当社に入庫したという、奇跡的な巡り合わせです。
現状はPCD112/5穴で、今の穴と穴の間に新規でPCD100/5穴を開けます。
今の穴と穴の中間に開けたいところですが、BBS RSはセンター柱にワッフルプレートの引っ掛かりがありますので、その引っ掛かりを交わした位置にPCD100/5で穴開けをします。
物により(元々のPCDにより)、丁度中間に開けられるタイプもあります。
バックパット逃げのある凹タイプはその凹の位置に穴が開く事になりますので、逃げの凹が無くなるまでスライスして平面にする必要があります。
凹の深さはそれぞれ違い、今回は4.5㎜程のスライスでした。
センターの柱の外径は、16/17インチは約83㎜程、15インチ以下は約70㎜程です。
今回はベースが16インチですので柱の外径は約83㎜程、そこへPCD100と狭いので、穴を開けただけでは市販のナットが柱に干渉して使えないため、柱にザグリを入れ、市販のHEX17のナットが使えるように加工します。