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パナスポーツG7C5Cの17/18インチをインナーリム交換&フルオーバーホール修理

2020年1月6日
パナスポーツG7C5C、17インチと18インチの4本セットです。

リム交換による太さ/オフセットの変更と同時にフルオーバーホールご希望で、栃木県よりご依頼いただきました。



現状のサイズはフロント用17インチが9.5j+45、リア用18インチが10.5j+15です。

大概はアウターリムを深く見せたいのでアウターリムを太くする事が多いですが、今回は内側は余裕があり、外側に余裕が無いという事で、インナーリムのサイズを変える事になりました。

リバレルリムは海外発注になり、その時々、メーカーなどにより納期がマチマチで、早ければ1ヵ月以内、遅い時ですと2ヵ月程、それ以上かかる事もあります。

いずれにしても、先にリバレルリムの発注を済ませ、入荷までの間に他の出来る作業を進めておきます。

ディスクの再塗装を行います。

元の塗装を剥離、ブラスト研磨で素地を整えてから、ガンメタをパウダーコートします。




焼付けて一旦硬化させ、2コート目にクリアーをオーバーコートし、もう一度焼き付けてディスクのガンメタ塗装完了です。




次にアウターリムのポリッシュ加工を行います。
今回インナーリムは交換し、アウターリムは再使用しますので、アウターリムのポリッシュ再加工を行います。

回転研磨後にバフ磨きをしてポリッシュとして完成させ、ここからさらにバレル仕上げ研磨にかけ、バフ目やムラのない鏡面ポリッシュに持って行きます。




リア用のアウターリムは傷みは酷くありませんでしたが、フロント用のアウターリムの腐食が結構酷かったため、主にピアスボルト面付近に腐食侵食跡が残りました。

腐食侵食は削り込むしか方法はありませんが、あまり削り過ぎると無駄に薄くなってしまいますので、腐食侵食が深い物の場合はこのように侵食跡が残る物もあります。




クリアーをパウダーコート塗装でアウターリムのポリッシュ加工完了です。



インナーリムはブロスブラックに塗装します。

インナーリムの入荷です。



もちろん新品ですので、脱脂洗浄後にグロスブラックをパウダーコートします。





最後に組付けて完成です。








サイズについて
■元々のサイズ■
・フロント用 17×9.5j+45
・リア用 18×10.5j+15

■変更後のサイズ■
・フロント用 インナーリムを0.5j細くし9.0jへ。オフセットは+39位。
・リア用 インナーリムを0.5j太くし11.0jへ。オフセットは+21位。