RAYS グラムライツの16インチホイールを蛍光ピンクでリフレッシュ再塗装
製造時は溶剤塗装での蛍光ピンクで、蛍光色は紫外線に弱いという特性があり、今回のホイールも画像でのパッと見は酷く退色しているようには見えませんが、現物で見ると、全体的にも、部分的にも退色していて、ベースの白が見えている個所も出てきているため、パウダーコートでの蛍光ピンクでリフレッシュ再塗装ご希望で、東京都よりご依頼いただきました。
まずは元色を剥離します。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にさらにバレル粗研磨にかけ、塗装の下地を作ります。
蛍光ピンクをパウダーコートします。
レイズと言えば鍛造ですが、グラムライツは鋳造ですので、沸き防止のため一応下焼きを行ってから蛍光ピンクをパウダーコートします。
焼付けて完成です。
蛍光色は焼き温度や時間に癖がありますので、蛍光色用の焼き温度、焼き時間で焼付けをします。
溶剤塗装の蛍光色よりは、パウダーコートでの蛍光色の方が紫外線にも強いですが、それでも通常のカラーに比べるとやはり劣りますので、日中直射日光に当たるような場所の駐車は避けた方が良いです。