Carlssonウルトラライト20インチ 白錆び修理ついでにブラッシュドカスタム
Carlsson(カールソン)は鋳造が多いですが、このウルトラライトは鍛造モデルです。
元々が、ウインドウ(スポーク間)はマシニング、表面天面はミラーポリッシュになっていますが、ポリッシュ+クリアー仕上げ特有の白錆びが酷い状態でしたので、白錆び修理ついでにブラッシュドへカスタムご希望で神奈川県よりご依頼いただきました。
入庫時画像、作業工程画像忘れており完成画像しかありませんが、解説していきます。
まずは元の塗装(クリアー塗装)を剥離し、ブラスト研磨、バレル粗研磨で素地を整えます。
次にウインドウ(スポーク間)の処理をしますが、ブラッシュドにはウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュド、ウインドウはブラッシュドにしない2Dブラッシュドがあり、それぞれで見た目も費用も変わりますので、仕上がりイメージやご予算等をアドバイス、ご相談しながらどちらで行くかを決めていきます。
今回はウインドウはブラッシュドにしない2Dブラッシュドになりました。
2Dブラッシュドの時のウインドウの処理は様々ありますが、今回はウェットショット処理になりました。
ウェットショット加工をすると、キッチンホイルの光沢の無い面のような肌艶になります。
ウインドウのウェットショット処理後に、側面、インナー、表面天面をブラッシュド加工をし、最後にパウダーコートクリアーを丸塗りして完成となります。
*同じCarlsson(カールソン)ウルトラライトの、ウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュド仕上げは、「カールソンウルトラライト1/16鍛造 白サビ修理ついでに3Dブラッシュドカスタム」を参照下さい。