ブラッシュドベース加工+キャンディー塗装仕上げについて
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ブラッシュドベース+キャンディー塗装仕上げの効果
海で例えると(※「ベース→海底」「キャンディー塗装→水」で例えると)、『海底に何もなければ、水が透き通っていても、その綺麗さや奥深さがいまいちピンときません』が、『海底に岩やサンゴ礁等があると、水の透明感や、奥深さが際立つ』ようになります。
それと同じ理屈で、キャンディー塗装はベースを透かせますので、ベースに粗いペーパー目がある(ブラッシュド加工されている)事で、ツルツル肌ベースのポリッシュよりも、キャンディー塗装の透明感や奥深さが際立ちます。
透明クリアー塗装仕上げの場合
ちなみに、「キャンディー塗装仕上げ」ではなく、普通の「透明クリアー塗装仕上げ」の場合ですと、『ポリッシュ+クリアー塗装仕上げは、クリアー塗装をしているのか?していないのか?よく分かりません』が、『ブラッシュド+クリアー塗装仕上げは、クリアー塗膜の肉厚感がよく分かります』ので、ブラッシュドもクリアー塗膜もどちらも強調されます。下画像は、「ポリッシュ+クリアー塗装仕上げ」と「ブラッシュド+クリアー塗装仕上げ」の、クリアー塗膜感の比較画像です。「ブラッシュド+クリアー塗装仕上げ」の方が、クリアーの塗膜感を感じると思います。
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総括
ブラッシュド+キャンディー塗装は、両者の特徴を際立たせる最高の組み合わせとなります。
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もちろん、『キャンディー塗装のベースはブラッシュドが絶対』と言う事はなく、例えば、『金メッキのように見せたい』という場合や『ブラックメッキのように見せたい』というような場合は、ポリッシュベースにキャンディー塗装仕上げが良いです。
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このように、見せ方やイメージによってポリッシュベースが似合う場合もありますので、『キャンディー塗装仕上げのベースは必ずブラッシュド』と言う事はなく、都度、ユーザー様のイメージ等とご相談しながらベースを決定します。