200系ハイエース用18インチを3Dブラッシュド+キャンディーカスタム
現状はマットブラックで、これを3Dブラッシュド+キャンディースモークでカスタムご希望で、埼玉県よりご依頼いただきました。
ブラッシュド加工は、ウインドウ(スポーク間)もブラッシュドにする3Dブラッシュド、ウインドウはブラッシュド以外の処理にする2Dブラッシュドがあり、今回はウインドウもブラッシュドにする3Dブラッシュドご希望です。
早速作業に入ります。
一気にブラッシュド完成画像ですが、元の塗装を剥離、ブラスト研磨後に、全てフリーハンドでブラッシュド目を入れていきます。
キャンディーはスモーククリアーでは一番薄い部類のTinted Clearを使います。
鋳造で材質が良くありませんでしたので、事前に十分に下焼きを行います。
下焼きとは・・・
腐食のある物や材質の良くない鋳造をいきなり200℃で焼き付けると、腐食部分や鋳造巣穴から沸きが出て塗膜に気泡が出来ます。
事前に200℃で空焼きを行う事で、この段階で出る物を出してしまおうというのが下焼きです。
下焼きを行ってからTinted Claerをパウダーコートします。
Tinted Clearもクリアーなので本来はこの1コートフィニッシュでOkですが、クリアーをオーバーコートすると、さらなる深みのある光沢感、膜厚感が得られます。
(*キャンディーに対するクリアーオーバーコートはオプション料金です)
今回はクリアーオーバーコートするので、焼付けてTinted Clearを硬化させ、2コート目にクリアーをオーバーコートします。
もう一度焼き付けて完成となります。