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3P構造18インチホイールのワークVS-KFをリム交換リバレル加工

2021年2月13日
ワークVS-KFの18インチホイール、現状が、アウターリム2.5j+インナーリム5.5jでの8.0jで、これをアウターリムを今より+2.0jの4.5jに交換し、10.0jへリム交換リバレル加工ご希望で、北海道よりご依頼いただきました。



ワークは、3P構造でも、アウターリムとインナーリムが溶接されている物が多く、どちらか一方だけリム交換する場合は、溶接をカットして切り離す必要があります。




ワークVS-KF用アウター4.5jのリバレルリム入荷です。



アウターリムはバフ磨きの状態で入荷するので、そのまま使用でもOKですが、バフ目や擦れ跡等はあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。



ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただきます。

【クリアー有りのメリット】
・クリアーが保護膜になるので酸化白ボケはしません。

【クリアー有りのデメリット】
・クリアーと言えども塗膜分僅かな濁りは出ます。
・塗膜と素地の間に水分が混入し、いずれは白錆びが出てきます。
 特にピアスボルトでリムを直に締め付けるタイプは、ピアスボルト周辺の白錆びが出やすい。
 白錆びは、リム/ディスク分解し、クリアー剥離からポリッシュ再磨きしなければ落ちません。


【クリアー無しのメリット】
・素地鏡面の光沢その物を表現出来ます。

【クリアー無しのデメリット】
・保護膜が無いので、徐々に酸化白ボケしてきます。
 酸化白ボケは市販の艶出剤を使い手磨きで復活しますので、定期的なメンテナンスが必要。


今回はクリアー塗装ご希望されましたので、パウダーコートクリアー塗装をします。



最後に組付けをして完成となります。