BBS RS 16インチホイールをリフレッシュ兼ねてディスク色変え塗装
BBS RSは、アウターリム、インナーリム、ディスク、ワッフルプレート、6角キャップ、ピアスボルト、と作業部位が多いホイールの代表格です。
まずはリムから作業に入ります。
アウターリムは純正に近い旋盤目が薄っすらあるような仕上げご希望なので、回転研磨で微妙にラインを残しつつのポリッシュにし、パウダーコートクリアー塗装です。
インナーも特に色変えは無しでシルバーにするので、元の塗装剥離後に回転研磨で下地を整えてから、シルバーをパウダーコートです。
次にディスク、ワッフルプレートの塗装に入ります。
黒に近く見える濃紺メタリックと言う感じがご希望で、そこまで黒くはありませんが、レーザーミッドナイトと言う濃紺メタリックを使います。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にレーザーミッドナイトをパウダーコートします。
焼付けて一旦硬化させます。
クリアーは艶有のグロスではなく、半艶のハーフグロスクリアーを使います。
半艶のハーフグロスクリアーは、30%グロスのフォッククリアーと、50%グロスのソフトクリアーの2種類あり、今回は50%グロスのソフトクリアーを使います。
ソフトクリアーをパウダーコートします。
焼付けてディスク、ワッフルプレート完成です。
6角キャップはポリッシュ+クリアーにします。
タイミングで他のRS系の6角キャップも同時に進めます。
ピアスボルトは、汚れているだけでしたら洗浄で綺麗なメッキに戻せますが、錆びがある場合は錆は洗浄では無くならないので、再メッキとなります。
今回は再メッキを行いました。
これで全ての部位の作業が完了し、組付けをして完成となります。