BBS RS-GTの18インチホイールをDBからゴールドへ色変え塗装
まずはリムから作業に入ります。
インナー側はブラックにしますので、元の塗装を剥離し、回転研磨で下地を整えてからブラックをパウダーコートします。
焼付けてブラック硬化後に、アウターリムをポリッシュにします。
BBSオリジナルは旋盤切削のダイヤモンドカットで、同じくダイヤモンドカット仕上げも出来ますが、ダイヤモンドカット仕上げの場合のクリアー塗装は溶剤ウレタン塗装になります。
一方、回転磨きで疑似ラインを薄く入れるダイヤモンドカット似の場合は、丈夫なパウダーコートクリアーが使えます。
ずばりダイヤモンドカットを重視するか、クリアーの丈夫さを重視するか、の選択になりますが、近年はクリアーの丈夫さ重視で、ダイヤモンドカット似+パウダーコートクリアーを選択される方が多く、今回もダイヤモンドカット似+パウダーコートクリアーを選択されました。
回転磨きで薄く疑似ラインを入れてダイヤモンドカット似にし、パウダーコートクリアーはインナー側も含めてリム丸塗りです。
次にディスクの塗装に移ります。
元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にさらにバレル粗研磨にかけ、塗装の下地を作ります。
ゴールドは、ゴールドの中でも明るく煌びやかなCVゴールド04を選択されましたので、CVゴールド04をパウダーコートします。
焼付けて一旦硬化させ、クリアーをオーバーコートします。
最後にリムとディスクを組付け完成となります。