ブラッシュドのBC-Forgedをキャンディー系へ色変え&半艶クリアー
まずはリムから作業に入ります。
元のクリアー塗装を剥離し、回転研磨で素地を整え、インナーはブラックにしますので、先にインナーをグロスブラックでパウダーコートです。
焼付け硬化後に、アウター側はステンレスブラッシュドにします。
ステンレスブラッシュドは、ブラッシュドとポリッシュの中間のようなフィニッシュです。
クリアーはスモーク系クリアーの薄いタイプのTinted Clearを使います。
Tinted Clearをパウダーコートします。
Tinted Clearもクリアーなので、この1コートでも良いのですが、さらなる光沢を出すために、通常のクリアーをオーバーコートします。
焼付けてTinted Clearを硬化させてからクリアーをオーバーコートし、もう一度焼き付けてリムの完成です。
次にディスクの作業に入ります。
元々ベースはブラッシュドになっており、なるべく元のブラッシュドを生かすために、フレッシュは剥離槽で短時間で剥離をします。
剥離時に多少は染み等は付くので、染み消しとブラッシュド整備程度に肌を慣らします。
ディスクのキャンディーはGonzeと言う、ゴールドとブロンズの中間位のキャンディーを使います。
キャンディーGonzeをパウダーコートします。
焼付けて硬化後にクリアーをオーバーコートしますが、クリアーはグロスクリアーではなく、半艶クリアーを使います。
半艶のハーフグロスクリアーには、50%グロスのソフトクリアーと、30%グロスのフォッククリアーの2種類あり、今回は30%グロスのフォッククリアーにします。
焼付けキャンディーGonze硬化後に、フォッククリアーをオーバーコートします。
あとはリムとディスクを組付けて完成となります。