BBSスーパーRSをPCD100/5穴に加工&3ピースリムにリバレル加工
ディスクとワッフルプレートはシルバー再塗装で、新たに組み合わせるリバレルリムは、事前にご相談しながらリムサイズを決めました。
リバレルリムは直ぐには来ないので、先にリバレルリムを発注し、入荷までの他の出来る作業を進めておきます。
今回はPCD加工も行いますので、まず先にPCD加工を行います。
ベースが114.3/5穴で、今回100/5穴に加工をします。
穴数が同じ場合は、今の穴と穴の間に新たに穴を開ける事が出来ますが、この場合はバックパットがフラットである事が条件となります。
バックパットが逃げのあるタイプの場合は、フラットになるまでスライスする必要がありますが、スライスした分オフセットは変わりますし、タイプによってはそこまでスライスすると薄くなり過ぎる物があります。
今回は、逃げのあるタイプでしたので、今の114.3の穴をアルミ圧入で埋めてから、100/5の穴開けになりました。
加工前
加工後
17HEXが使えるようにセンター柱にザグリを入れます。
PCD加工を済ませてからシルバーの再塗装を行います。
まずは元の塗装を剥離、ブラスト研磨で素地を整えます。
1コート目にシルバーをパウダーコートします。
焼付けてシルバー硬化後、2コート目にクリアーをオーバーコート、もう一度焼き付けてシルバー再塗装完了です。
リバレルリムが特にここ数ヵ月入荷が遅く、今回は入荷まで約3ヵ月程かかりようやく入荷。
インナーリムはシルバーに塗装しまので、脱脂洗浄後にシルバーをパウダーコートします。
アウターリムはポリッシュの状態で入荷しますので、このままでも良いのですが、バフ目や擦れ跡等は多少はあるので、自社にてバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
ポリッシュのクリアー塗装有無はご希望に応じて選択可能で、今回はクリアー塗装ご希望なので、クリアーをパウダーコートします。
後は組付けをしますが、スーパーRSは元々は2ピース、今回リム交換リバレル加工で3ピースになりましたので、元々の2ピースリム用ピアスボルトでは長さが足りないため、3ピース用RSの再メッキピアスをご提供させていただきました。