希少ホイールのOZシグナス18インチをディスク再生+リム移植でO/H
当社でも過去に数える程度しか入荷歴ありません。
しかもこの希少なOZシグナスをこれまた希少なホンダNSXに履かれるのだそうです。
今回はディスクを現物再生、リムはOZスカラーのリムを移植による、フルO/H(オーバーホール)ご希望で、OZシグナスディスク4枚、リム取りのOZスカラー4本を、新潟県よりお預かりしました。
早速作業に入ります。
ディスクは元の塗装を剥離、ブラスト研磨後にバレル粗研磨で、塗装の下地を作ります。
ディスクはかなりガチャガチャに見えますが、主には塗装の傷で、ほとんど素地までは抉っていないので、元々の見た目からしては状態は悪くありませんでした。
1コート目にシルバーをパウダーコートします。
焼き付けてシルバー硬化後、2コート目にクリアーをオーバーコートします。
センターキャップも同時に進めています。
アウターリムはポリッシュにしますので、回転研磨後にバフ磨きでポリッシュにし、さらにバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
クリアー塗装はもちろんパウダーコートクリアーです。
インナーリムの画像ありませんが、回転研磨で素地を整えてから、ハーフグロスブラック(半艶黒)をパウダーコートします。
ピアスボルトは錆が酷く、あまりに錆が酷い物は、再メッキをしてもツル肌のメッキになりませんが、何とか大きな違和感ない程度にはなりました。
後は組付けをして完成です。