希少なSSRトムキャットをダイヤモンドカット復元&リバレル加工
SSR旧車用ホイールでは、マークⅡ、マークⅢ、ロンシャン等は良くありますが、このトムキャットはなかなか見ない希少なモデルではないでしょうか。
この希少なホイールを、アウターリムの交換リバレル加工と、ディスク表面が元々は旋盤ポリッシュのダイヤモンドカットだった物を、ハブ磨きされているので、これを元々と同じように旋盤ポリッシュのダイヤモンドカットに復元して欲しいとの事で、北海道よりご依頼いただきました。
旧SSRホイールは、アウターリムとインナーリムでディスクをサンドイッチにし、溶接接合されていますので、交換するアウターリムの溶接部分をカットして分解します。
リバレルリムが届く間に、ディスク天面のダイヤモンドカット加工を行います。
ダイヤモンドカットは旋盤切削のため、エッヂが鋭利ですが、バフ磨きされているので、なんとなく柔らかな感じになっています。
これを嫌い、元々のように旋盤加工でとの事なので、旋盤加工でのダイヤモンドカット加工をする事で、元々のように、エッヂがパキッとします。
この時代のダイヤカット面はクリアーレスなので、同じくクリアー塗装は無しです。
リバレルリムの入荷です。
リバレルリムは最短早くて1ヵ月前後、3ヵ月前後かかる事もざらにあり、特別遅い時は3ヵ月以上かかる事も良くありますが、今回はタイミング良く1ヵ月程度で入荷しました。
リバレルリムはポリッシュの状態で入荷しますが、多少擦れ跡などはあるので、届いてから自社でバレル仕上げ研磨にかけ、綺麗な鏡面ポリッシュにします。
後は組付けて、元と同じように溶接えをして完成です。
ゴールドの部分はノータッチです。
サイズは、元々が6.5j/7.0jをアウターリム交換で9.0j/10.0jになりました。