OZスーパーツーリズモ16インチをブラッシュド+キャンディー塗装
多少ガリ傷等があるため、今回リフレッシュを兼ねてブラッシュド+キャンディー塗装でカスタムご希望で、福島県よりご依頼いただきました。
ブラッシュド加工は、ウインドウ(スポーク間)も全てブラッシュドにする3Dブラッシュドと、ウインドウはブラッシュド以外の処理にする2Dブラッシュドとがあり、それぞれで見た目も費用も変わります。
どうするのが良い悪いではなく、どのようにされたいか等含めご予算と併せて相談しながら決めていきます。
今回は2Dブラッシュドにし、ウインドウの処理はウェットショットになりました。
ウェットショット加工をすると、キッチンホイルの光沢の無い面のような色になります。
一気にベース完成画像ですが、元の塗装を剥離、ウインドウをウェットショット加工後に、表面天面とインナーをブラッシュド加工します。
キャンディーは、キャンディーでありながらホワイトパール感がある、キャンディーホワイトパール(White Pearl)を使います。
キャンディーホワイトパールをパウダーコートします。
焼き付けて一旦硬化させ、クリアー塗装前に表面のOZロゴを入れます。
塗装で文字を入れるので、文字を抜いたシートを作ります。
位置決めをして貼り付け、余計な部分は隠し、赤で色を入れます。
最後にパウダーコートのクリアーで閉じますので、普通の溶剤塗装だとパウダーコートの焼き温度180℃には耐えられないので、耐熱性の高いガンコートと言う塗装で赤を入れます。
最後にパウダーコートクリアーを丸塗りします。
もう一度焼き付けて完成です。
文字も塗装でパウダーコートクリアーで閉じていますので、一切段差がなく、まるでプリントのようになります。