RAYS CE28 14インチをポリッシュ加工+キャンディーブロンズ塗装
ゴールド2本とブロンズアルマイト2本で、これをポリッシュベース+キャンディーブロンズ塗装でカスタムご希望で、神奈川県よりご依頼いただきました。
ポリッシュ加工はバレル研磨で行いますが、塗装を剥離してそのままバレル研磨にかけるだけでは綺麗な鏡面ポリッシュになりません。
バレル研磨前に、素地砂肌を平滑に研磨をする事で鏡面ポリッシュになります。
ポリッシュ加工は、ウインドウ(スポーク間)も下地研磨を施して鏡面ポリッシュにする3Dポリッシュと、表面は鏡面ポリッシュで、ウインドウは下地研磨をせずに素地砂肌が残りつつの鈍目のポリッシュにする2Dポリッシュの2通り方法があります。
双方で費用も変わり、もちろん3Dポリッシュの方が2Dポリッシュよりも高くなります。
今回は、レイズ鍛造と言う事と、キャンディーのベースと言う事もあり、2Dポリッシュにする事になりました。
一気にベース完成画像ですが、まずは元の塗装を剥離、ブラスト研磨後に表面天面をアクションツールを駆使しながら下地研磨を行った後に、バレル粗研磨、最後にバレル仕上げ研磨にかけます。
ポイント抑えた下地研磨により、各工程1発でここまで光ります。
ウインドウは下地研磨を施さない2Dポリッシュなので、元々の素地砂肌が残りつつ鈍目のポリッシュになります。
鈍目と言っても国産鍛造で材質は申し分無いので、キャンディーベースとしては申し分ないです。
センターキャップも同じくポリッシュ加工をし、ホンダHマークはエッヂング加工で入れます。
今回のキャンディーは、キャンディーTinted Bronze Clearです。
Tinted=薄く着色された、と言う意味なので、薄いブロンズのキャンディーです。
キャンディーTinted Bronze Clearをパウダーコートします。
焼き付けて硬化させます。
キャンディーはカラークリアーなので、この1コート完成で良いのですが、さらにクリアーをオーバーコートします。
クリアーをオーバーコートする事により、さらなる濃厚な光沢と膜厚感が得られます。
クリアーをオーバーコートです。
もう一度焼き付けて完成となります。