BBS RS(RS001)をオーバーホール&edition Whiteモデルへリメイク
今回オーバーホールと同時に、昔海外モデルで存在した、Edition Whiteへカスタムリメイクご希望で、東京都よりご依頼いただきました。
Edition Whiteは、ディスク、ワッフルプレート、インナーリムがパールホワイトになっているモデルです。
パールホワイトの感じも、昔っぽい感じで、黄ばみ感強めのパールホワイトです。
早速作業に入ります。
アウターリムはポリッシュにするので、回転磨きからバフ磨き、さらにバレル仕上げ研磨にかけ、鏡面ポリッシュにします。
クリアーはパウダーコートクリアーです。
ディスク、ワッフルプレート、インナーリムは同じパールホワイトなので、同時に進めます。
今回、溶剤でのパールホワイトご希望でしたので、3点全て溶剤塗装で行います。
まずは、元色を剥離し、素地を整えます。
1コート目、下地(サフェーサー)を塗装します。
2コート目、パールホワイトのベースコートを塗装します。
3コート目、パールを塗装します。
最終4コート目にクリアー塗装して溶剤パールホワイト完了です。
6角キャップはポリッシュ加工後にクリアー塗装です。
ピアスボルトは洗浄では綺麗にならないので、再メッキ加工をしました。
組付け、コーキングをして完成です。
今回溶剤塗装ご希望の理由は、パウダーコートのようなモッチリ感ではなく、薄膜でエッヂの効いた感じに、と言う理由で溶剤塗装にしましたが、パールはトータル4コートなので、それなりに塗膜も厚くなり、結局パウダーコートで塗装した感じと、変わらないかな、と言う感じになります。
溶剤塗装は普通のメタリックだとしても最低3コートになり、パウダーコートより手間が多いですが、反面密着性はパウダーコートには及びません。
一方、パウダーコートは色の調色は出来ませんが、溶剤塗装は細かな色の調色が出来るという点だけは良い点と言えるでしょうか。